さて、ここからが本題です。この外注化の動きがゆっくりとではありますが確実に会社の老化に貢献しているのですが、そのことにはなかなか気づきません。単なる「作業」、いわゆる「手足を動かす」だけの業務が真っ先に外注化の対象になります。つまり、先にあげた業界における伝統的大会社は、「口は出すが手足は動かさない」という方向へどんどんと進んでいくというわけです。
これは「人間の老化過程」と同じです。人間も年を取ってくると手足を動かすのが億劫(おっくう)になって、「若い者にやらせよう」とすることでさらに手足の筋肉が退化していくという悪循環をたどっていきますが、まさにこれが会社にも起こるということです。
ところが21世紀の日本は、この二つの前提が崩れ去った。少子高齢化・人口の減少と低成長がそれに代わった。しかも、わが国経済はキャッチアップを果たし、今や、課題先進国となった。日本人自らが自分のアタマで考えて課題解決を図るステージに入ったのである。
そうであれば、大学生には徹底的に勉強させ、欧米のように大学院教育をもっと充実させて、自分のアタマで考え自ら道を切り開く若者を育てていかなければならない。
ツイッターを見ていたら「企業の人事担当の皆さん、私の学生をゼミに返してください。今、勉学にとって一番大切な時期ですから」という大学教員の投稿があった。時代が根底から変わったにもかかわらず、企業が青田買いを続けることは、極論すれば税金泥棒ではないか。これだけ財政が苦しいのに大学には2兆円近い血税が投入されている。そこには次代を担う若者に勉学に励んでもらい、豊かな未来を創出してほしいとの納税者の願いが込められているのだ。
従って、青田買いは、即刻全廃すべきである。そして、企業の側から学生に接触することは禁止されるべきである。
117 サーバル(dion軍) :2013/02/06(水) 23:02:16.12 ID:MqnQN4YD0